スリランカ労使関係セミナー

 国際労働財団(JILAF)とスリランカのナショナルセンターであるセイロン労働者会議(CWC)との共催で、労使関係セミナーを7月26~28日、スリランカ・コロンボで開き、地域レベルで活躍する労働組合リーダー28人が参加した。
 セミナーは、労働協約をテーマとし、労使関係、労使紛争解決、団体交渉――など幅広い内容の講義とグループワークなどで構成された。
 CWCが組織する農園労働者は、経営者の労働協約違反により労働者の権利が侵害されている。この問題はCWCの最重要課題であり、問題解決のためには労働組合リーダーの労働協約に関する知識や理解を深めることが重要となっている。
 今回のセミナーでは、CWC役員および外部講師より、「労働協約の役割」「賃金・労働条件に関する労働協約」「労働協約の執行」「団体交渉に関する法律と実践」――などの講義が行なわれ、労働協約の重要性が強調された。
 JILAF・高橋由夫相談役から「日本の労使関係」「労使紛争解決」に関する講義を行ない、対話を重視する日本の労使関係や日本における労働協約の法的位置づけ、労働協約の効力などについて紹介を行なった。
 参加者からは、「労働協約の基礎的な知識を身につけることができた」「セミナーで学んだことを現場の労働者保護に役立てたい」などの感想が聞かれ、課題解決に向け積極的に取り組む意欲を見せた。

日程

月日内容
07月26日労使関係セミナー1日目
07月27日労使関係セミナー2日目
07月28日労使関係セミナー3日目

参加者の様子

セミナーの様子

グループワークに取り組む参加者

積極的に質問する女性参加者