バングラデシュ・労使関係セミナー

 国際労働財団(JILAF)は、国際労働組合総連合バングラデシュ協議会(ITUC-BC)と共催で、組織化をテーマとした労使関係セミナーを5月18~20日、バングラデシュ・チッタゴンで開き、若手労働組合リーダー35人が参加した。
 このセミナーでは、①日本の労使関係の歴史②雇用安定への取り組み③バングラデシュにおける組織化に関する諸課題――などについて論議した。
 また、ITUC-BC加盟の6ナショナルセンターから各1名選出されている、ナショナルコーディネーターから、労使関係の基本的な枠組みである、労働組合結成の権利、組織化の必要性、組織化の必要な労働者の現状、ILO中核的労働基準など国際的に認知されている労働者の基本的な権利――などについて説明を行なった。
 さらに、各組織における組織化の取り組み状況を情報共有するため、労働組合の結成から登録までのプロセスについての情報共有セッションや模擬団体交渉も行なわれた。
 最後に、参加者はナショナルセンターごとに労働組合の組織強化・拡大のための行動計画を策定し、「リキシャのドライバー、レストランの店員、縫製工場の作業員など、インフォーマル部門で働き労働組合の力を必要としている労働者たちを積極的に組織化していきたい」など具体的な行動計画が参加者から出された。
 なお、バングラデシュでの労使関係セミナーは、バングラデシュ北部のボグラでも実施する予定である。ITUC-BCは、2回のセミナーを通した行動計画の進捗状況を確認するためのセミナーも計画している。

日程

月日内容
05月18日労使関係セミナー(1日目)
05月19日労使関係セミナー(2日目)
05月20日労使関係セミナー(3日目)

参加者の様子

組織化の説明をするITUC-BCナショナルコーディネーター 

日本の労使関係の歴史、経験についての講義

模擬団体交渉の様子