ベトナム労使関係・生産性セミナー(PROGRESS)

 国際労働財団(JILAF)は、ベトナム労働総同盟(VGCL)との共催で3月7~10日、ベトナム・ホーチミン市で「労使関係・生産性セミナー(PROGRESS)」を開き、ホーチミン市および周辺の県、産業、企業の各レベルの労働組合リーダー28人が参加した。
 このセミナーは、建設的な労使関係および生産性向上運動(5Sおよびカイゼン)、労使交渉などを包括的に学ぶ参加型のプログラムとなっている。受講生はプログラムを通じ、必要な知識と技能を身につけた後、その経験を職場に普及させるためのトレーナーとして活躍できることを目的としている。
 今年度はモンゴル、インドネシア、フィリピン、タイ――で実施し、ベトナムでのセミナーが今年度を締めくくる最後のセミナーとなった。

 セミナーは、①労働組合の役割と課題②労働基準と建設的な労使関係③生産性運動と労働組合④労使の対話と交渉――の講義と実践で構成。5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)パトロール実習では、スーツ等の衣料品を製造するNhabe Garment Corporationを訪問し、5SやKAIZENの事例を学ぶとともに、さらなる改善に向けて、工場内の標識設置、安全対策の作業着などの着用義務、危険物などの処理方法――について提案を行なった。
 また、団体交渉のロールプレイや使用者代表との対話を行なった。

 参加者からは、「生産性向上のために労働組合が果たす役割の重要性を認識した」「対話を通じた労使関係構築の重要性を学んだ」などの感想が聞かれた。

*PROGRESS(PROGram on Role of trade unions in Empowerment and Strategic Steps to decent work)

日程

月日内容
03月07日労使関係・生産性セミナー(PROGRESS)(1日目)
03月08日労使関係・生産性セミナー(PROGRESS)(2日目)
03月09日労使関係・生産性セミナー(PROGRESS)(3日目)
03月10日労使関係・生産性セミナー(PROGRESS)(4日目)

参加者の様子

VGCLのチン副会長による基調講演

グループワーク発表

模擬団体交渉の様子