タイ・ILO多国間セミナー

 国際労働財団(JILAF)と国際労働機関(ILO)との共催で多国間セミナーを8月8~12日、タイ・バンコクで開き、アジア・太平洋地域の若手労働組合指導者17人が参加した。
 主催者を代表して、JILAFより「経済危機からの回復が労働者の生活の犠牲のうえに成り立っている。労働の尊厳を大切にする社会を取り戻すため、セミナーで多くを学び、労働者の生活改善に貢献してほしい」とあいさつ。
 続いて行なわれた5日間のセミナーでは〔1〕グローバリゼーションの影響と課題〔2〕アジア・太平洋地域の雇用・労働法・労使関係の現状〔3〕雇用関係・労働法・労働者の権利〔4〕ディーセント・ワークの推進における労組の課題――等の講義を行なった。
 JILAFからは、連合・総合労働局雇用法制対策局の市川局長を講師に迎え、「日本の労働運動の役割と課題」「日本の労働法と労働組合の活動」について講義を行なった。参加者からは、『労働基準法』の詳細内容や労使紛争の解決方法、特に労働審判制度に関する質問が多く寄せられた。
 最終日には各参加者がアクションプランを作成し、「帰国後、若者・女性組合員を対象としたトレーニングプログラムを実施する」「労働法改正および改正後の監視機能を高めるために、リーダー向けのワークショップを開催する」等の具体的な目標が設定された。

日程

月日内容
08月08日多国間セミナー
08月09日多国間セミナー
08月10日多国間セミナー
08月11日多国間セミナー
08月12日多国間セミナー

参加者の様子

ILOによるオリエンテーションの様子

グループディスカッションの様子

日本の労働法に関する講義の様子

ILOによる講義の様子

活発な質疑応答の様子

セミナー参加者