バングラデシュ・労使関係セミナー

 国際労働財団(JILAF)は、9月23~25日、バングラデシュ・ダッカでITUCバングラデシュ協議会(ITUC-BC)と共催による「労使関係セミナー」を開き、36人が参加した。6月のチッタゴンに続き2回目となるこのセミナーは、2006年に改正されたバングラデシュの『労働法』の概要とともに、日本の労使関係や雇用安定に向けた取り組み、非正規労働者の組織化について学ぶことを目的としている。
 開会にあたり、ITUC-BC加盟6組織の各リーダーからセミナー参加者に対し「わが国では組織化は重要な課題である。改正労働法の知識を深め、日本の経験をぜひ今後の活動に活かしてほしい」とあいさつ。
 続いて行なわれた講義では、〔1〕バングラデシュ2006年改正労働法の概要〔2〕労働協約・労働条件〔3〕ディーセントワークと労働法――等について学び、団体交渉の模擬演習など実践的な講義が進められた。
 JILAFからは、非正規労働者の組織化に長年取り組む連合東京・古山組織化推進局長を講師に迎え、「組合結成と集団的労使関係の構築」「組織戦略と労使自治」の講義を行ない、組合結成の方法や結成後の組織運営、集団的労使関係、オルガナイザーの役割の大切さ等を学んだ。
 参加者からは、「経営者との交渉では、対立するだけでなく立場の違いを認め合うことが重要だ」「組合を作ることは手段であり、団体交渉を通じた問題解決が真の目的と感じた」等の感想が聞かれ、セミナー最終日にアクションプランを作成した。

日程

月日内容
09月23日労使関係セミナー(1日目) 労働法の概要、団結権に関する学習
09月24日労使関係セミナー(2日目) 労働協約・労使関係
09月25日労使関係セミナー(3日目) 日本の組合結成と集団的労使関係の構築

参加者の様子

開会式の様子

労働法のセッション

グループディスカッションの様子

セミナー参加者

参加者によるアクションプラン発表

閉会式の様子