フィリピン・グリーンジョブ&ディーセントワーク・セミナー

 国際労働財団(JILAF)とフィリピン労働組合会議(TUCP)が共催する「グリーンジョブ・ディーセントワークセミナー」を10月17~18日、フィリピン・ミンダナオ島で開き、組合員26人が参加した。
 はじめにTUCP加盟産別である「Allied Labour Unions(ALU)」ミンダナオ北部地域・ニカンドロ ボルジャ副会長は、「環境に優しいグリーンジョブに労働組合も積極的に参加し、雇用、気候変動、貧困削減につなげていかなければならない。その一方で造船会社では死亡事故が多発しており、労働安全衛生の取り組みも重要だ。われわれには多くの課題があるが、このセミナーを通して課題解決に取り組んでいく」とあいさつ。
 2日間のセミナープログラムは、[1]気候変動とグリーンジョブ・ディーセントワーク [2]フィリピンの気候変動枠組条約の取り組み [3]気候変動枠組協約への連合の取り組み [4]労働雇用省のグリーンジョブ活動 [5]バス会社への訪問 [6]効率的なエネルギーの使用や廃棄物の削減に取り組んでいるかを調査する、グリーンジョブのチェックリスト作成――等で構成。
 また、日本労働組合総連合会(連合)の総合政策局社会政策局・曽根崎次長から、「気候変動枠組協約への連合の取り組み」では、この協定に対する連合の基本方針等が重点的に説明された。参加者からは、「日本ではどのようなグリーンジョブ活動が実施されているのか」「グリーンジョブで雇用創出された具体的な事例を教えてほしい」等の質問が出された。
 今後は、現地労働組合のイニシアティブにより、政労使でこの課題を解決していくことが期待される。

日程

月日内容
10月16日TUCPとの打合せ、セミナー準備
10月17日セミナー1日目(工場訪問)
10月18日セミナー2日目

参加者の様子

「連合の取り組みと活動」講義

「気候変動がもたらす雇用への影響」講義

グリーンジョブのチェックリスト作成