ラオス、JILAFタイ事務所による国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(SGRA)の実施(7月期)

ウドムサイ作業委員会の様子

 7月14~15日、ラオス南部チャンパサックにて、珈琲農家を対象にしたフォローアップセミナー、作業委員会などを開催した。

 7月14日、既存ネットワークメンバー(珈琲農家)30人を対象にマーケティング向上に関するフォローアップセミナーを開催した。開会挨拶につづいて珈琲輸出業専門家(日本人)より海外への輸出ノウハウや高品質な珈琲豆生産ノウハウについての講義を行った後、珈琲栽培・生産現場でも同専門家より、品質向上等に向けた具体的なアドバイスを行った。
 7月15日、チャンパサック県パクセー郡にある人身取引被害者センターおいてチャンパサック作業委員会を開催し、現地政労使他、人身取引被害者代表者10人が参加した。同会議では、チャンパサックでの人身取引被害の現状と課題についてヒアリングを実施、その内容をふまえ、新規ネットワークメンバーへの今後の活動等について協議した。
 
 なお、新規ネットワークメンバーが居住する村落の若者(特に10代後半の女性)の多くが、タイへの出稼ぎを望んでいるこことから、人身取引被害の未然防止に向けた啓発や各種活動(ライフサポートセミナーの実施、ラオス国内での就労・就職に向けた職能開発訓練の実施等)を展開する旨確認した。

 7月25~26日、ラオス北部ウドムサイにて、バナナ農園従事者を対象にしたライフサポートセミナー、作業委員会を開催した。
 7月25日、新規ネットワークメンバー23人(バナナ農園従事者)を対象としたライフサポートセミナーを開催した。冒頭の挨拶があった後、ウンカムLFTU労働保護局長および大辻副所長がセミナー主旨・目的を共有した。その後、ウドムサイ作業委員(現地政労使で構成)が講師となり、1)労働法、2)社会保障制度、3)家計改善についての講義を行なうとともに、ネットワークメンバーが直面する課題を聴取した(過酷な労働環境や農薬被害等)。
 
 7月26日、第2回ウドムサイ作業委員会を開催し、現地政労使11人が参加。前日行われたライフサポ―トセミナーを振り返った後、今後の具体的な活動として、1)安全衛生にかかる職能開発訓練の実施、2)SGRA協同組合設置に向けた取り組み、3)ネットワークメンバーとその家族の生活改善に向けた取り組み(教育を受けていない子どもたちの保護含む)――等を実施することを協議・確認した。

日程

月日内容
07月14日7月14日珈琲農家を対象にマーケティング向上に関するフォローアップセミナー
7月15日チャンパサック作業委員会
07月15日7月25日バナナ農園従事者を対象としたライフサポートセミナー
7月26日第2回ウドムサイ作業委員会

参加者の様子

ウドムサイLSS

チャンパサックフォローアップ

人身取引被害者代表と