ベトナム・労使関係セミナー

 国際労働財団(JILAF)は、ベトナム労働総同盟(VGCL)との共催で9月6~8日、ベトナム・ドンナイ省で「労使関係セミナー」を開き、主に日系企業労組や工業団地労組の組織化担当など29人が参加した。
 このセミナーは、ベトナムに進出している日系企業の健全な労使関係の構築を促進することを目的としている。なお、ホーチミン市に隣接しているドンナイ省には日系企業が66社進出し、約6万人の雇用を創出している。
 セミナーでは、連合・寺田総合組織局長が、「日本における労働協約と締結」「日本の労使紛争解決」について講義を行なった。寺田総合組織局長は、「織率を高めるためには、目標を共有し組織全体で取り組むことが重要である」と述べた。
 参加者からは「日本では労働組合リーダーが退職させられた場合どのように対応するか」「企業の経営悪化による賃金カットの提案があった場合、労働組合としてどのように対応すべきか」等の活発な質疑に加え、各労働組合において発生している労働争議に関し、日本の労働組合の事例を参考にする参加者が多くいた。
 最終日には、職場訪問として、「ベトナム味の素」を訪問。労働組合と会社が協力をし、生産目標の達成のため、労働環境および技術の向上に取り組んでいること等の説明を受けた。参加者からは「日本本社と海外支社との労働組合の連携」「会社役員の交代により起こる組合との関係」等について具体的な質問が出されていた。

日程

月日内容
09月06日労使関係セミナー(1日目)
09月07日労使関係セミナー(2日目)
09月08日労使関係セミナー(3日目)

参加者の様子

開会式であいさつするVGCL・ニャット国際副局長

連合・寺田総合組織局長による日本の労働組合に関する講義

セミナーの様子