ネパール・国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(SGRA)の実施(6月期)

モラン美容訓練ビデオ撮影後

 日本国政府(厚生労働省)の補助により実施している「国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(通称:SGRA)」のため、6月12日(月)~22日(木)の日程で、首都カトマンズおよび事業展開地であるバクタプール郡、モラン郡、パルサ郡他を訪問し、それぞれ第1回地域作業委員会(RWC:地域政労使等で構成)を開催した後、インフォーマルセクター労働者の生活改善・底上げに向けたライフサポートセミナー(LSS)を通じて新たなネットワークメンバーを組織化した。新規ネットワークメンバー(インフォーマルセクター労働者)三郡合計103名(うち、女性約7割)。

 今年度の特徴点は、モラン郡においては初の試みとなる携帯電話修理訓練を開始することとなっており、バクタプール郡のSGRA協同組合(サハカリ)において9月に全労済協会より運営ノウハウの指導を願いたいとの強い要請があった。パルサ郡では地方政府等主催職業開発訓練へのネットワークメンバーの橋渡し「ブリッジング」成果の共有があった(縫製訓練3名、理容訓練3名)。さらに、自己資金により事業を展開するラリットプール郡(震災甚大被災14郡の一つ)においても、6月13日(水)に第1回RWCを開催し、6名の政労使が出席した。今後の具体的計画(調理訓練等の実施)について協議・確認した。

 ネパールSGRAでは、これから各郡においてネットワークメンバーを対象に、JILAF主体職業訓練(縫製・編み物・美容・付加価値蝋燭作り等)やSGRA協同組合(「サハカリ」)主体訓練(スパイス調合等)、識字訓練をそれぞれ開始する。
 また、より多くのネットワークメンバーに職業訓練機会を提供できるよう、政府や使用者団体、ILO等による既存職能開発訓練へのネットワークメンバーの橋渡し(「ブリッジング」)に向け、各郡において政労使・ILOとの連携をさらに強化していく。

日程

月日内容
06月27日6月13日(水)~14日(木)ラリットプール郡モラン郡地域作業委員会
06月28日6月15日(金)バクタプール郡地域作業委員会
06月29日6月17日(日)パルサ郡地域作業委員会

参加者の様子

ラリットプール縫製訓練ビデオ撮影後

バクタプールLSS

パルサRWC