ネパール・国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(通称:SGRA)の実施(4月期)

ラリットプールLSS

 2011年度より日本国政府(厚生労働省)の補助事業として実施している「国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業」(通称:SGRA)は、今年度で7年目を迎えた。2017年度の事業開始にあたり、4月8日(月)~18日(火)にカトマンズを訪問し、現地関係者との協議・調整を行なった。

 ネパールにおいては、現地の政・労・使(ネパール労働雇用省・ネパール労働組合会議・ネパール商工会議所連盟)およびILOで構成される「中央推進委員会(CAC)」、労働組合のみで構成される「中央管理委員会(MC)」、事業実施地域であるバクタプール郡、パルサ郡ならびにモラン郡の政・労・使で構成される「地域作業委員会(RWC)」を中心に事業を展開している。

 今般開催した各委員会では、2016年度ナショナルワークショップ(2017年2月7日)において確認した事業方針に基づく年間計画、および具体的活動内容等について集中的に検討・議論。ラリットプール郡(自己資金により展開)およびモラン郡でライフサポートセミナーをILOと共同開催し、合計70名の新規ネットワークメンバーを組織化。

 4月11日第1回中央推進委員会(CAC)では、2016年度四ヵ国政労使代表者会議(於ラオス・ビエンチャン)を振り返りつつ、今年度事業方針に基づく年間活動計画等を提起・全体で確認した。つづいて、第1回拡大中央管理委員会(EMC)では中央推進委員会の報告を行なった後、各事業実施地域が策定した具体的事業計画に基づき、JILAF主体職業訓練の詳細等を提案、これらを全体で確認・閉会した。

 なお、参加者から①縫製訓練修了者による制服および政党旗等の制作とSGRA協同組合を通じた販売、②携帯電話修理ニーズの高さと訓練内容・規模、③各種訓練対象者数の柔軟化(予算内実施)、④モランおよびラリットプールSGRA協同組合政府登録に向けたNTUC本部の役割などの意見があり、JILAF側から適宜認識等を補足した。

 また、ラリットプールおよびモラン郡でのライフサポートセミナー(LSS)(ラリットプール:4月9日、モラン:4月15日)を開催し、ILOと協同作成した生活改善情報ツールの共有を中心に、両郡合計70名の新規ネットワークメンバー(インフォーマルセクター労働者)を組織化した。

日程

月日内容
04月10日NTUCとの協議、関係者訪問
04月11日第1回中央推進委員会、第1回拡大中央管理委員会
04月12日学校運営事業
04月13日学校運営事業

参加者の様子

CACの様子

モランLSS

モランLSS参加者