ラオス・タイ、国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(SGRA)の実施(12月期)

<タイ>
 12月4日、バンコクにて、ドメスティックワーカー(家事労働者)50名を対象としたSGRA協同組合のフォローアップセミナーを実施した。関口所長は冒頭、2年前の貯蓄グループ設立からメンバーを増やし、安定した運営ができていることに敬意を表すると共に、更なるサービス向上によるメンバーおよび基金の増加を通じた相互扶助メニュー等の強化が進むことを期待したいと挨拶した。また、プーンサップホームネット代表、マノップSERC副事務長よりそれぞれ挨拶があった。
 
 その後、ドメスティックワーカー代表より、グループの現状報告があった他(メンバー83名、302,500バーツの貯蓄)、メンバー増加や運営の強化に向けた意見交換があった。最後にSGRA協同組合の今後の計画と新役員を確認してセミナーを終えた。

 12月27日、南部スラータニー県ボックフン郡にて、同郡SGRA協同組合メンバー50名を対象としたフォローアップセミナーを実施した。また、設立・登記後初となる総会も開催し、JILAFもこれに参加した。なかでは活動報告・今後の計画が共有された後、新運営役員の選出が行われた。その後、JILAFからは、SGRA協同組合の安定的な運営にかかる助言や、政府等主体既存職能開発訓練への橋渡し「ブリッジング」の進捗状況確認(カレーペースト生産による収入改善、ゴム農家の肥料作成工程改善によるコスト削減等)などを実施した。

<ラオス>
 12月11日~16日、サワンナケート・チャンパサックにおいて、ラオス政府(ラオス国立大学農学部)の協力を得つつ、有機農法にかかる政府主体職能開発訓練への橋渡し「ブリッジング」を実施し、訓練には、合計90人のネットワークメンバーが参加した。なかでは、(1)有機肥料作成ノウハウ、(2)害虫除去ノウハウ、(3)栽培した農産物の販売促進ノウハウ等について習得、今後の収入改善などに役立てていくこととした。

<C-BEDにかかるワークショップの開催(ILOとの共催)(於バンコク)>
 12月6日、バンコクにおいてILOとの共催で、C-BED(起業支援プロジェクト)にかかるワークショップを行ない、タイ・ラオスで同事業に携わった労働組合役員他、カンボジアの労働組合役員、ILO太平洋総局担当官他合わせて25人が参加した。

 冒頭、有賀ILO太平洋総局担当官より開会挨拶があった後、ウェイドC-BEDプロジェクト調整官より今次ワークショップの目的等の概説があった。ワークショップでは、(1)各国におけるC-BEDの成果と課題報告、(2)今後の連携に向けた行動計画の策定・発表があり、参加者からは、「今後もJILAF・ILOと協力し、インフォーマルセクター労働者の生活改善に向けた活動を展開したい」とのコメントが多く寄せられた。

日程

月日内容
12月04日12月4日、タイ、バンコクにて、ドメスティックワーカー(家事労働者)50名を対象としたSGRA協同組合のフォローアップセミナー
12月05日12月27日、南部スラータニー県ボックフン郡にて、同郡SGRA協同組合メンバー50名を対象としたフォローアップセミナー
12月06日12月11日~16日、ラオス、サワンナケート・チャンパサックにおいて、「ブリッジング」を実施

参加者の様子

サワンナケート、サイブリー郡サトウキビグループ職業訓練の様子

サワンナケート、ガイソン郡有機野菜グループ職業訓練の様子

チャンパサック、パークチョン郡コーヒーグループ職業訓練の様子