インド・新マーカプール校モニタリング

 国際労働財団(JILAF)とインド全国労働組合会議(INTUC)は新マーカプール校の学校モニタリングを7月25日、インドで行った。JILAFは児童労働撲滅のために、2009年から5ヵ年計画でナショナルセンターであるINTUCと協働で学校運営を行っている。2年目を迎えるマーカプール校が現地労組によって適切に運営されているかを確認し、授業の様子などを見学した。
 INTUCの学校コーディネーターであるクランティ・クマール氏からは、「雨天時には生徒たちが学校に登校しないことが多い。このような状況を改善するため、約半数の生徒を対象に雨天時のオートリキシャ(オート三輪)による通学サービスをはじめ、「このサービスを行ってから生徒の出席率が改善したが、まだ両親の手伝いなどで、学校を休む生徒がいる」との報告を受けた。費用については地元労組が拠出しており、運営面において労組が深く関わっていることを確認した。なお、JILAFは学校建設だけではなく、教材や制服、給食、教師給与、運営アドバイスなどの支援もINTUCを通じて行っている。
 また、地元労組リーダーを対象としたアウェアネス会議を開き、砕石や建築産業などの労働組合指導者7人が参加した。この会議は現地労組リーダーへ学校運営の理解を求めることや児童労働の現状などを意見交換することを目的としている。クランティ・クマール氏が、「義務教育が必要不可欠であるとともに、児童労働問題への労組の積極的関与が必要である」と訴えた。今後も地元労組リーダーを通して、広く地域社会にアウェアネス活動を展開していく。

日程

月日内容
07月25日◆学習センターモニタリング
◆現地労組リーダー対象アウェアネス会議

参加者の様子

授業の様子。総計160名が授業を受ける。

石板を使い国語(テルグー語)の勉強をする生徒たち。

給食を作る調理師とアシスタント。

生徒の出欠は出席簿にて適切に管理。

ノート、教科書のほかに、石板、バック、制服、靴を支給。

地元労組リーダー対象のアウェアネス会議。