バングラデシュ・労使関係セミナー

模擬団体交渉

 国際労働財団(JILAF)は、ITUCバングラデシュ協議会(ITUC-BC)と共催で、「労使関係セミナー」を6月10~12日、バングラデシュ・チッタゴンで開き、36人が参加した。このセミナーは日本の労使関係や雇用安定、2006年に改定されたバングラデシュ『労働法』の概要――を学ぶことを主なテーマとしている。
 はじめに主催者を代表して、ITUC-BCシャフィール・ナショナルコーディネーターは「わが国では労働法が改正された。労働組合指導者たちは、今回のセミナーで新たに労働法を学ぶ機会としてほしい。労働組合の発展のためには、経営側と対等でなくてはならない。日本の労使関係と雇用安定を学び、この知識を職場の組合員に広く伝え、今後の運動強化に役立ててもらいたい」とあいさつ。
 セミナーではJILAFから、「日本の労働者自主福祉運動」「団体交渉模擬演習」実施。特に「団体交渉模擬演習」では、参加者は自らの職場の現状の現状に照らし合わせ、実践的な交渉が行なっていた。
 次にITUC-BCから、バングラデシュの労働関連の法律の理解を基本として、[1]労働法の観点から見た労働者の権利[2]社会保障制度[3]団体交渉――等に関する講義が行われた。
 最後に参加者から「経営側と対等に交渉をするには、労働関連法の理解を深めていくことが重要である。この経験を職場の仲間たちと共有したい」「若手労働組合役員が参加できるセミナーを人材育成の観点から多く開かれなければならない」等の感想が聞かれた。

日程

月日内容
06月10日労使関係・生産性セミナー(1日目)
06月11日労使関係・生産性セミナー(2日目)
06月12日労使関係・生産性セミナー(3日目)

参加者の様子

開会式の様子(ITUC-BC加盟6組織コーディネーター)

労働法のセッションの様子

労働者の権利のセッションの様子

セミナー参加者たち

露店労働組合

リキシャ労働組合