JILAF国際シンポジウム
第4次産業革命が雇用・労働に及ぼす影響と課題について~新時代に向けた労使の役割と責任~

 「第4次産業革命」は、ドイツ政府が2010年に策定した「ハイテク戦略2020」プロジェクトの1つ「インダストリー4.0」に由来しており、製造業を中心にあらゆる分野のデジタル化を促進し、ビックデータの共有や人工知能(AI)の活用等で生産効率・労働生産性を高めることによって実現をめざすものである。

 近年、「インダストリー4.0」プロジェクトへの注目が増すにつれ、「第4次産業革命に伴い労働者の働き方等はいかに変化するのか」という側面に強い関心が注がれている。これを受け、ドイツ連邦労働社会省は、「労働4.0(Work4.0)」と称するプラットフォームを立ち上げ、既存の制度や政策を個別に改善・応用することで、デジタル化時代に適応した労働・社会政策の実現をめざす白書(ホワイトペーパー)を発表した。この白書では、デジタル化経済の進展によって生じうる対立を「社会的パートナーシップ(労使)」の交渉解決に委ねる点など、市場原理主義に依拠しない既存の社会システムに光をあてている。とりわけ「良き労働」の実現には、労使対等・自治と共同決定メカニズムが重要であり、交渉によって各々の産業や職場に合った解決策と妥協点を柔軟に見つけることの重要性を強調している。

 「インダストリー4.0」に類似する概念として、アメリカのゼネラル・エレクトリック(GE)社が提唱するインダストリアル・インターネットがあり、これらの手法は国際競争力の維持・強化策として世界的に注目を集めている。

 「第4次産業革命」の進展に伴い、製造業・サービス業などの効率化・AI化がもたらす雇用・労働(総量の増減、アウトソースやギグエコノミー(単発の請負仕事業)、クラウドワーク化等)のあり方や、鍵となる人材育成・職能開発・マッチング等の分野で様々な変化が想定される。以上の認識をふまえ、本シンポジウムではIoT先進2ヵ国(独・米)から労働組合リーダーを招くと共に、2ヵ国の労使関係や第4次産業革命等に洞察の深い使用者を加え、国民生活の向上や雇用の維持拡大・公正な分配など、各国が指向する社会像などについて認識を共有した上で、標記について検討・論議していく。

開催日時 2017年9月27日(水)13:00~17:00(12:30開場)
場所 ベルサール神保町 2F Room A.B.C
定員 80名(定員に達し次第、締め切らせていただきます)
お申込み 参加申込書にご記入のうえ、FAXまたはE-MAILにてお送りください。
FAX:03-3288-4155 E-MAIL:invitation@jilaf.or.jpまでお送りください。
締め切り 2017年9月20日(水)
参加費 無料
主催 公益財団法人国際労働財団(JILAF)
協力 日本労働組合総連合会(連合)
お問い合せ 公益財団法人 国際労働財団(JILAF)招聘グループ
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-23-3 錦明ビル5F
TEL:03-3288-4153 FAX:03-3288-4155 E-MAIL:invitation@jilaf.or.jp

プログラム(予定)

※日本語/英語同時通訳付

13:00-13:05 開会
13:05-13:10 主催者挨拶
南雲 弘行
(公財)国際労働財団(JILAF) 理事長
13:10-13:30
基調講演
山崎 憲
(独法)労働政策研究・研修機構 調査部主任調査員
13:30-14:45 各国報告
アメリカ労働総同盟・産別会議(AFL-CIO)
ドイツ労働総同盟(DGB)
・マーケン・ポール氏
(株)ハーモニック・ドライブ・シフラム
・鵜沢 慎一郎氏
EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング(株)
・浦田 誠氏
国際運輸労連
15:40-16:55 第4次産業革命が雇用・労働に及ぼす影響と課題について
~新時代に向けた労使の役割と責任~


パネリスト:各国報告者

モデレーター:安永 貴夫
(公財) 国際労働財団(JILAF) 専務理事(連合副事務局長)
16:55-17:00 閉会挨拶

会場アクセス

【会場】

ベルサール神保町
住所:〒101-0065 東京都千代田区西神田3-2-1 住友不動産千代田ファーストビル2F
TEL:03-3263-9621

【交通機関】

[神保町駅]A2出口より徒歩5分(半蔵門線・新宿線・三田線)
[九段下駅]5番出口より徒歩4分(半蔵門線・新宿線)
[九段下駅]7番出口より徒歩3分(東西線)

【地図】

地図