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No.412(2016/9/5)
これからの世代に民主党時代の暗示、ギャラップ調査

 最近のギャラップ調査によると、若年層による民主党クリントン候補支持が共和党トランプ候補を大きく上回っていることが分かった。35歳以下―18歳以上を対象にしたこの調査で、支持率はクリントン56%対トランプ20%と大きな差を見せた。その他として17%が独立候補、12%が態度未定である。また、民主党サンダース候補の支持者については、72%がクリントン支持に変わったが、トランプ支持は11%、投票しないも11%であった。

 こうしたトランプ支持の低さは1952年に調査が始まって以降前例が無く、1972年にベトナム戦争反対の機運が高まったニクソンの32%も下回った。若年層の支持は2008年と2012年のオバマ選挙で大きな役割を果たしたが、それでも長期的傾向を示すものではなかった。2000年の調査では民主党ゴア候補と共和党ブッシュ候補に大きな差はなく、1984年と1988年の若年層調査では共和党が逆に民主党に倍する支持を集めていた。
 今回の調査による若年層の動向は、今後長期間にわたって民主党支持が続くことを暗示しており、共和党関係者に強い動揺が走っている。

 調査はオンラインにより1,539名を対象に行われたが、誤差率は4.6%である。また同世代の現人口は754万人で、ベビーブーム世代(現在51-69歳)の749万人を上回る。

発行:公益財団法人 国際労働財団  http://www.jilaf.or.jp/
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