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No.75(2011/6/1)
第12回欧州労連(ETUC)大会、新書記長にセゴール女史を選出
 欧州労連(ETUC)は「第12回欧州労連大会」を2011年5月16~19日、ギリシャ・アテネで開催し、ジョン・モンクス書記長(イギリスTUC出身)の退任にともなう新書記長にベルナネット・セゴール女史(フランス出身)を選出した。1973年のETUC結成以来、はじめての女性書記長となった。セゴール女史の得票は436票(92.8%)。選出された7人のETUC本部専従役員のうち女性は4人。副書記長にベルギー出身のパトリック・イトチェルト氏とポーランド出身のヨゼフ・ニメイック氏の2人が選出された。イトチェルト氏は2009年に開催された、「第10回国際繊維被服皮革労組同盟(ITGLWF)世界大会」で書記長兼ITGLWFヨーロッパ地域書記長に選出されている。他のETUC専従役員はイギリス、ドイツ、スウェーデン、イタリア出身者である。ETUC会長にはスペイン労働者委員会総連盟(CC.OO)の書記長であるイグナシオ・フェルナンデス・トソ氏が選出、役員任期は4年である。なおITGLWF新書記長にはドイツIGメタル出身のクラウス・プリニッツ氏(ITGLWF副会長)が2011年5月25日の執行委員会で選出されている。
 
 セゴール女史のプロフィール
1949年 フランス・リュザック生まれ。子供4人
1974年~1985年 ITGLWF書記長補
1985年~2000年 ブリュッセルEuro-FIET事務所長
  (1985年~2011年 ETUC執行委員会および運営委員会委員)
2000年~2010年 UNI-Europa書記長
  国際コミュニケーション労連(CI),国際商業事務専門職技術労連(FIET),国際製版印刷労連(IGF),国際芸術・マスコミ・芸能・映画放送労連(MEI)による2000年の統合「UNIグローバルユニオン」結成にともない、UNI欧州地域組織(UNI-Europa)書記長に選出される。
2011年5月 欧州労連(ETUC)書記長に選出される。
  ETUCは36ヵ国・83組織、約6000万人を抱える欧州連合(EU)、欧州自由貿易連合(EFTA)およびEU加盟候補国を代表する欧州独自の労働団体であるが、ETUC書記長は国際労働組合総連合(ITUC)の組織機構にある汎欧州労組地域評議会(PERC)書記長を兼務する。ITUC書記長はシャラン・バロウ女史(オーストラリアACTU出身)。

参考資料:ETUCおよびITGLWF ホームページ
発行:財団法人 国際労働財団  http://www.jilaf.or.jp/
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