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No.48(2010/10/12)
インド・チェンナイでの現代自動車の労使紛争[2]

 タミルナードゥ州政府は2010年9月20日に予定されていたインド・チェンナイにある現代自動車の35人の解雇者の復職命令を再度延期した。今回で延期は4回目である。
 2010年6月6日~9日にかけてストライキを決行後、労使政からなる3者委員会が労働組合結成をめぐって解雇された労働者の復職について審議するために設けられた(No43号参照)。現代自動車労使は復職に関する意見書を提出し、労働審議官は両者を法的に拘束する勧告を出さなければならない。
 また、IMF現代・起亜グローバルユニオンネットワークが進行中の現代自動車チェンナイ工場の争議を議題の一つとして討議するための会議を9月14~16日、スロバキアで開催された。参加者は現代自動車や起亜自動車の工場のある韓国をはじめ、チェコ、スロバキア、インド、トルコ、米国からである。
 韓国金属労組(KMWU)の現代自動車・起亜自動車についての報告の後、各国の両社の雇用状況等について報告があり、グローバルユニオンネットワークを強化するため、KMWUを中心に情報交換システムの強化をすることとし、各国に連絡窓口責任者を設けるなど決議がなされた。また、現代自動車・起亜欧州労使協議会設立を検討することとし」、欧州金属労連と協議することになった。今回の会議は起亜スロバキア工場を組織しているスロバキアの組合がホストになり、参加者は最終日に起亜工場を訪問した。

参考資料:IMFニュース

発行:財団法人 国際労働財団  http://www.jilaf.or.jp/
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