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No.18(2010/1/29)
本田技研工業のアルゼンチン現地法人で労組承認協定を締結

 国際金属労連(IMF)傘下のアルゼンチン金属監督職連盟(ASIMRA)は、数ヵ月の交渉の結果、本田技研工業のアルゼンチン現地法人であるホンダモトール・デ・アルヘンティーナ エス・エー(HAR)と労組承認協定を締結し、 [1]ASIMRAはアルゼンチン・ホンダモーターの監督者のために労働協約交渉を行う[2]両者は会社の状況や市場展望の分析行い、2010年中に労働協約の交渉を行う[3]両者はブエノスアイレス州で創業予定のホンダ・カンパーナ工場における労働協約の交渉を開始する[4]両者は社会的平和を尊重し、調和のとれた関係を維持する――などの内容に合意した。
 今回の合意を受けて、IMF・ユルキ ライナ書記長は「ASIMRAは企業と団体交渉の承認を得るための交渉では、困難に直面してきたが、今回はすばらしい成果だ」と述べた。
 ブエノスアイレス州のホンダ・カンパーナ工場は、2009年後半の操業開始予定だったが、景気低迷で建設作業は停止していた。しかし、プロジェクトは再開し、工場は2010年4月の稼動をめざしている。このプロジェクトで、800人の雇用を創出する計画である。
 また、各種の監督職が存在すると認めているアルゼンチン・トヨタ(TASA)でも組合承認へと交渉が進展しており、アルゼンチンの労働大臣は、間もなく正式に承認されるとASIMRAに報告している。
 ASIMRAはブエノスアイレス州のトヨタ・サラテ工場のホワイトカラー労働者300人を代表して組織化することに対して、ブルーカラー労働者を組織している自動車機械労組(SMATA)からも支持を得ている。
 IMFの支援のもと、ASIMRAは他の自動車企業で同様の組織化の展開について強く求めていく。

  

情報提供:IMF-JC

発行:財団法人 国際労働財団  http://www.jilaf.or.jp/
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