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No.15(2010/1/8)
ITGLWF新会長にUIゼンセン同盟・島田書記長を選出

 国際産業別組織(GUFs)の一つである国際繊維被服皮革労働組合同盟(ITGLWF)の第10回世界大会が「組織化・ディーセントワ-ク・ディーセントライフ」をテーマに2009年12月2~4日、ドイツ金属労連(IGメタル)をホストユニオンとして、フランクフルトで開かれ、世界68ヵ国97組織から214人の代表が出席し、国際組織としての今後の活動方針を採択した。
 主要議題として論議された「ITGLWFの将来」について、より強力な労働組合勢力を結集する必要があるとし、新たな国際組織を構築するためにITGLWFがあらゆる努力を行い、2011年までに結論を出すことを決議した。大会には国際金属労連(IMF)ユルキ・ライナ書記長と国際化学エネルギー鉱山一般労連(ICEM)マンフレッド・ワーダ書記長が来賓として出席した。
 今大会でITGLWF会長を退任したIGメタルのマンフレッド・シャルメイヤー氏に代わり、2004年より副会長を務めていたUIゼンセン同盟書記長である島田尚信氏を選出した。また、新書記長にはヨーロッパ地域組織(ETUC:TCL)で書記長を務めているパトリック・イトチェルト氏を任命した。イトチェルト氏はITGLWFヨーロッパ地域書記長に就任して20年近くになり、新書記長に就任後も地域書記長を兼務する。今世界大会では8人の女性を含む12人の副会長が選出された。
 また、大会前にITGLWF・ニール カーニー書記長が出張先のバングラデシュ・ダッカで、2009年11月19日、心不全のため亡くなった。書記長に就任して21年間、繊維や被服、皮革労働者の賃金改善、労働条件改善、児童労働問題――等に取り組み、献身的な活動に賛辞をおくり、世界大会の出席者全体でカーニー書記長の冥福を祈った。

 国際繊維被服皮革労働組合同盟(ITGLWF)は、世界110ヵ国・220組織、1000万人の組合員を有する国際産業別組織。地域組織と地域事務所がアジア・太平洋(東京)、アフリカ(南アフリカ)、汎アメリカ(ベネヅエラ)、ヨーロッパ(ブリュッセル)に置かれている。アジア・太平洋地域組織(TWARO)事務所はUIゼンセン同盟本部ビル内に置かれている。日本からの加盟組合はUIゼンセン同盟の1組織。

発行:財団法人 国際労働財団  http://www.jilaf.or.jp/
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