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  招聘チームの紹介
2002年 南アジアチーム

連合秋田などを訪問し社会保障問題や
失業対策などについても質問

 連合秋田などを訪問し、戦後の日本の経済発展、日本の労使関係、労働運動における政治との関わり方、また現在の日本の課題である社会保障問題や失業対策などについて、自国の状況と比較しながら質問をしていました。
 全員が初めての来日であり日本の印象を聞いたところ、ハード、ソフト両面において日本の整備されたシステムについて見習いたいという感想が多く聞かれました。平均年齢40.8歳と若いチーム。今後の労働運動で役立てていくことを期待します。広島も訪問し、来日中、インド、パキスタンでのミサイル実験について連日報道がされていたが、原爆ドームや戦後の復興を目の当たりにしたことは、参加者に深い印象を残したようでした。

今回ご協力いただいた関連機関一覧
厚生労働省 連合本部
社会経済生産性本部 連合秋田
秋田県庁 小林工業
UIゼンセン同盟 TWARO
自治労本部 全銀連合
日放労 JR連合

皆さまどうもありがとうございました。

南アジアチーム参加者
バングラデシュ自由労働組合会議(BFTUC)
1.
氏  名:
Ms. China RAHMAN
チャイナ ラハマン
 
所  属:
衣料労働組合連盟
 
役  職:
副会長兼BFTUC女性委員会副委員長
 
組合歴:
7年
バングラデシュ・ジャティヤタバディ・スラミク・ダル(BJSD)
2.
氏  名:
Mr. B. M. Bakir HOSSAIN
バキール ホセイン
 
所  属:
ソナリ銀行従業員組合
 
役  職:
委員長兼BJSD青年委員
 
組合歴:
20年
ジャティオ・スラミク・リーグ(JSL/バングラデシュ)
3.
氏  名:
Mr. Sultan AHMED
シュルタン アハメッド
 
所  属:
水資源開発公社労働組合
 
役  職:
委員長兼JSL中央執行委員
 
組合歴:
18年
インド労働者連盟(HMS)
4.
氏  名:
Mr. Virendra Rasikial SHELAT
ビレンドラ ラシクラル シェラット
 
所  属:
西インド鉄道労働組合
 
役  職:
副事務局長兼HMS青年委員会執行委員
 
組合歴:
15年
インド全国労働組合会議(INTUC)
5.
氏  名:
Mr. Jagdish SHRIMALI
ジャグディシュ スリマリ
 
所  属:
大理石・花崗岩等労働組合連盟
 
役  職:
事務局長兼INTUCラジャスタン州青年委員長
 
組合歴:
20年
ネパール労働組合会議(NTUC)
6.
氏  名:
Mr. Narayan Babu KARKI
ナラヤン バブ カルキ
 
所  属:
ネパール労働組合会議
 
役  職:
中央執行委員兼NTUCモラン支部委員長
 
組合歴:
12年
7.
氏  名:
Mr. Ram Chandra SHAH
ラム チャンドラ シャハ
 
所  属:
保健関連労働組合
 
役  職:
事務局長
 
組合歴:
10年
全パキスタン労働総同盟(APFOL)
8.
氏  名:
Mr. Jahanzaib KHAN
ジャハンゼブ カーン
 
所  属:
全パキスタン労働総同盟NWFP州支部
 
役  職:
会長兼APFOL副会長
 
組合歴:
16年
パキスタン労働組合連盟(APFTU)
9.
氏  名:
Mr. Tahir AZEEM
タヒール アジーム
 
所  属:
ワプダ水力発電中央労働組合
 
役  職:
バルチスタン州支部副事務局長兼APFTU執行委員
 
組合歴:
20年
パキスタン全国労働組合連盟(PNFTU)
10.
氏  名:
Mr. Mushtag Ahmad QADRI
ムスタグ アーマッド カドリ
 
所  属:
パキスタン国営テレビ労働組合
 
役  職:
事務局長兼PNFTU評議員
 
組合歴:
7年
南アジアチーム 滞日プログラム
月 日
日 程
9月26日(木) 来日
ブリーフィング
9月27日(金) オリエンテーション
労働講義 [日本の労働運動の現状と課題]
9月28日(土) 都内視察
9月29日(日) 終日フリー
9月30日(月) 厚生労働省訪問
労働講義[歴史]
チーム内交流
10月1日(火) 連合訪問
労働講義[労働法制]
フォローアップ
10月2日(水) 社会経済生産性本部
労働事情を聴く会
10月3日(木) 産別訪問(UIゼンセン同盟
10月4日(金) 連合秋田プログラム
秋田県庁表敬訪問
小林工業(株)工場訪問、労組との意見交換
・家庭訪問
・周辺視察(ねぶり流し館)
・連合秋田との意見交換会
・歓迎夕食会
10月5日(土) 終日フリー
10月6日(日) 広島周辺視察(平和記念資料館・原爆ドーム等)
10月7日(月) 広島周辺視察(宮島等)
オプショナル訪問
・TWARO
10月8日(火) オプショナル訪問
自治労
全銀連合
JR連合
・日放労
総括質疑
評価会
10月9日(水) 離日
各講義・訪問プログラムについてはこちら
労働講義では日本の労働事情について学んだ。講義の後、自国と比較しながら、社会保障問題や失業問題などの多岐にわたる質問がされた。
労働講義では日本の労働事情について学んだ。講義の後、自国と比較しながら、社会保障問題や失業問題などの多岐にわたる質問がされた。
連合本部を訪問し、活動概要と現在の課題に対する具体的対策について伺った。
連合本部を訪問し、活動概要と現在の課題に対する具体的対策について伺った。
社会経済生産性本部で、設立までの歴史や事業内容、生産性三原則などについて説明を受けた。労使協議制についても理解を深めた。
社会経済生産性本部で、設立までの歴史や事業内容、生産性三原則などについて説明を受けた。労使協議制についても理解を深めた。
9月19日に結成されたばかりのUIゼンセン同盟を訪問。1954年の近江絹糸工場での106日ストライキのビデオを観覧した後、TWAROを通した国際活動などについて説明を受けた。
9月19日に結成されたばかりのUIゼンセン同盟を訪問。1954年の近江絹糸工場での106日ストライキのビデオを観覧した後、TWAROを通した国際活動などについて説明を受けた。
秋田県庁を訪問し、寺田知事と雇用問題などについて意見交換をした。この模様は秋田地方のニュースでも報道された。
秋田県庁を訪問し、寺田知事と雇用問題などについて意見交換をした。この模様は秋田地方のニュースでも報道された。
小林工業で、金型などの受注から納品までの生産加工ラインについて概要をわかりやすく説明していただいた。
小林工業で、金型などの受注から納品までの生産加工ラインについて概要をわかりやすく説明していただいた。
ライン説明を受けた後、作業過程ごとに工場内を見学。労使が協力して生産性を高めていることに理解を深めたようだった。
ライン説明を受けた後、作業過程ごとに工場内を見学。労使が協力して生産性を高めていることに理解を深めたようだった。
家庭訪問先で茶道を体験する。茶碗の回し方などの作法を学びながら日本の文化に触れた。
家庭訪問先で茶道を体験する。茶碗の回し方などの作法を学びながら日本の文化に触れた。
各自持ってきたお土産を渡してご家族の皆さんと記念撮影。チーム一同、温かいもてなしに大感激していた。
各自持ってきたお土産を渡してご家族の皆さんと記念撮影。チーム一同、温かいもてなしに大感激していた。
ねぶり流し館で、30キロもある芋灯を額や腰で持ち上げる妙技に見入る。この後挑戦してみた参加者もいた。
ねぶり流し館で、30キロもある芋灯を額や腰で持ち上げる妙技に見入る。この後挑戦してみた参加者もいた。
参加者の主な感想・意見
  • 日本では労使が協力しあい助け合って仕事をしていることを自国に戻ってみんなに伝えたい。

  • 日本のスタッフの親切さ、組織としての活動に感動した。組織化の取組みや労働者に権利を与えていることが勉強になった。日本人はお互いに尊敬しあっているということを感じた。また、日本料理の味も素晴らしかった。

  • 日本の組合が政治と距離をおいた活動をしていること、良い労使関係について学んだ。労使がともに尊敬しあい、ILO条約に批准して権利を獲得することが自国での課題だと思う。

  • 不況を乗り切るため、産業と雇用を守るために、組合が賃下げを受け入れる決断を行ったことを自国の組合員に伝えたい。皆が、組合だけの利益でなく産業や国家利益を考えるべきだと理解すれば、労働者は職場を守ることのみならず強くて豊かな国づくりに貢献できると思う。今回得た知識を今後の労働者意識改革のために生かしたい。

  • このようなプログラムは若手リーダー育成に大変役立つと思う。どのような問題も、必ずしもストライキによらず、政労使の協力的な関係により解決できるという例は、発展途上国にとって大変役立つと思う。

  • 日本の組合、産別、労使関係、政府の役割について大変感心した。これらのノウハウを今後の活動に生かすことを第一に考えたい。今後、組合活動、安全衛生に関する教育、組織化、労働者の最低賃金の保障といっそうの福利厚生のために努めたい。

  • 日本人の規律正しさ、仕事と遊びの切り分け、友好的な性格、上司への尊敬心や日本の職場や組合に関して学んだことを詳しい報告にして自分の組合や産別のメンバーに配布したい。今後の活動にこの知識を生かして、一層労働者の教育、団結のために努めたい。

  • 発想、目標を設定すること、スケジュールを守ること、根気強くそれを実行すること。マネージメントの学生として、私には、プログラムをどう根気強く実行するか学ぶことが多かった。
日放労訪問。
日放労訪問。
NHKのスタジオも見学。報道関係者同志で意気投合。
JR連合訪問。
JR連合訪問。
日本の列車運行システムなどについても質問し、感心。
連合秋田の方と。
連合秋田の方と。
女性の参画運動や組織化問題などの具体的な活動や、日本と南アジアとでの働き方の違いについて意見交換をした。
平和資料館の模型の前で原爆投下直後の広島について説明を受ける。
平和資料館の模型の前で原爆投下直後の広島について説明を受ける。
パキスタン、インドからの参加者も一緒に原爆ドームを見学。
パキスタン、インドからの参加者も一緒に原爆ドームを見学。
宮島では、大潮により潮が引くまで約40分待ってから拝観した。
宮島では、大潮により潮が引くまで約40分待ってから拝観した。
全銀連合訪問。
全銀連合訪問。
組織概要や現在の課題などについて説明を受けた。
自治労本部にてダムについて説明を受ける。お互いの国の問題点や課題についても情報交換をした。
自治労本部にてダムについて説明を受ける。お互いの国の問題点や課題についても情報交換をした。