トレーナーの役割
POSITIVEトレーナーには、職場の労働安全衛生に興味を持っている労働組合員であれば誰でもなることができます。労働組合主導により開催されるセミナーの実施をサポートできる組合員の参加が重要です。
POSITIVEトレーナーになるには、まず基本的なPOSITIVEセミナーに参加し、基本的な進め方を学びます。基本セミナー参加者は次回セミナーのトレーナーになることが期待され、トレーナー養成のためのセミナーの企画は、POSITIVEプログラムの開催経験の多いトレーナー(コアトレーナー)がリーダーとなり、産別、地域におけるトレーニングを企画していきます。
POSITIVEセミナーでは各職場の労働組合員がコアトレーナーからトレーニングを受け、受講後はトレーニングツールを持ち帰り、自らが働く地域や工場でセミナーを実施することができます。これらの活動に取り組んだトレーナーをサポートするため、フォローアップセミナーや国内・地域レベルでのトレーナー会議、経験交換のための国際会議などが実施されます。
POSITIVEトレーナーには次のような5つの基本的役割があります。
- 企画するPOSITIVEプログラムのセミナー構成、日程の検討
- 必要なトレーニング教材と場所の準備
- POSITIVEプログラムの6つの技術領域に関する簡潔明瞭なプレゼンテーションの作成
- ファシリテーティング技術を利用した、参加者の積極的参加の支援
- 改善活動の継続的なフォローアップの計画と実施
各セミナーはナショナルセンター、地域センターと調整しながら、開催地域、参加対象者、チェックリスト実習の工場などを選びます。セミナーは地元の良好事例に学んで進めることが重要なため、実習工場へは事前に足を運び、良好事例を収集してセミナーで活用します。良好事例を学んだ後は、具体的で実効性のある改善提案をまとめ、最後に各自の職場・向上における行動計画(アクションプラン)を作成します。
POSITIVEトレーナーは先生として講義するのではなく、ファシリテーターとして参加者がグループ討議に活発に参加できるよう促すことが重要です。

